SNS活用法

副業に使えるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の種類と活用法

染谷昌利

昨今、インターネット副業をおこなうにあたり、検索エンジンとSNSの両方を活用することが効果的になっています。

TwitterやFacebookなどのSNSからは、検索エンジンとは違った読者層を集めることができます。この記事ではSNSの種類について解説していきます。

SNSの種類と効果を知ろう

昨今のインターネット副業には、SNSの活用は必要不可欠と言えるでしょう。

しかし、SNSには様々な種類があり、ユーザー層や特徴に違いがあります。それぞれにあった情報発信を行わないと、どれだけ手を凝らしてもユーザーに情報がまったく届かないということも十分にありえます。

まずSNSそれぞれの特徴を理解した上で、それに適した情報発信の方法を行いましょう。

現在、サイトの情報をシェアすることが可能で、利用者数の多いSNSは「Twitter」「Facebook」「Instagram」があります。広告収入を得るためのアフィリエイトサイトの運営者は匿名で活動することが多いので、この中ではTwitterを活用する場合が多いです。

Facebookは実名制、Instagramは写真共有がメインとなるので、アフィリエイトサイトで利用するには多少の工夫が必要になります。

交流型SNS「Twitter」

Twitterは、140文字以内の短文の投稿をリアルタイムに共有するSNSです。

https://twitter.com/

Twitterは匿名での利用が可能なため、個人での利用者も多く、ユーザーの年齢層も幅広いものになっています。

Twitterの大きな特徴として、リツイート(RT)機能があります。リツイートとは、ほかのユーザーの投稿をそのまま自分のフォロワーに向けて再投稿することで、ひとつのツイートを広く拡散することができる機能です。このリツイート機能をうまく活用することにより、ひとつの情報を多くの人に拡散することも可能になってきます。

例えばあなたのフォロワーが100人いたとすると、まず、あなたのつぶやきが100人のフォロワーのタイムラインに表示されます。

その100人のフォロワーの中で、あなたのつぶやきが面白い(共有したい)と思った人が、リツイートをするわけです。もし、リツイートしてくれた人のフォロワーが1000人いれば、あなたのつぶやきはその1000人にさらに拡散されます。もし、1万人のフォロワーを持つ人がリツイートしてくれれば、さらに多くの人にあなたのつぶやきが読まれることになります。

また、フォロワーの距離感が他のSNSよりも近いため、個別の問い合わせに返信したり、自分に対してポジティブな意見をリツイートしたりと、運営者の人柄などが出やすいという特徴があります。一方でその運用リテラシーが問われやすく、迂闊な投稿で炎上のリスクもあるSNSであることも否めません。

とはいえ、よほど攻撃的・差別的な投稿をおこなわない限り炎上につながることはありませんので、フォロワーの役に立つような情報発信を心がけましょう。

交流型SNS「Facebook」

Facebookの大きな特徴として、「実名制SNS」という点が挙げられます。

https://www.facebook.com/

これは実社会の友人/知人ネットワークをインターネット上に再現し、交流を促進させるという意図の現れでもあります。Facebookには「Facebookページ」というビジネスで運用できるページがあり、匿名でアフィリエイトサイトを運営している人はFacebookページを利用することで自分の本名を出すことなく記事のシェアなどを行なうことが可能になります。

なお、他のSNSと比較すると、ユーザーの年齢層は比較的高めとなっています。

https://www.facebook.com/40kaigo/

上記のFacebookページは、ブログ「ひとりでがんばらない40歳からの遠距離介護(https://40kaigo.net/)」と連動し、ブログの更新情報や講演・イベントの案内、コメント欄やメッセンジャーでのフォロワーの交流を行っています。

写真共有型SNS「Instagram」

Instagram(インスタグラム)とは、スマートフォンで撮影した写真を共有するSNSです。iPhoneやAndroidスマートフォンでInstagramアプリをインストールすることで、利用が可能になります。

パソコンからは閲覧可能ですが、基本的に投稿はできない仕様になっています。

Instagramは写真の力によって商品やサービス、景観の魅力を伝えるには最適なプラットフォームとなっており、PR活動における重要なツールとなっています。

Instagramの肝はとにかく写真です。複数枚撮影して一番出来の良い写真を使うことはもちろん、アプリの加工機能で、より良くなるよう調整しましょう。なお、飲食店やネイルサロン、ヘアサロンなど、いわゆるインスタ映えする業種でよく利用されています。

Instagramから直接的に収益化することはできませんが、魅力的な写真を投稿し、キャプション(コメント欄)で補足説明やハッシュタグを投稿し、情報を拡散することが可能です。

コメント欄に記事のURLを貼り付けることはできませんが、プロフィールに自分のサイトのURLを記載できるので、上手にInstagramのプロフィール欄に誘導し、そこから自サイトに移動させる必要があります。

モニター, スクリーンショット, 画面, 電話 が含まれている画像

自動的に生成された説明

アフィリエイトサイトでInstagramを活用して集客するのは何段階か経由するため、積極的に活用しているウェブサイト運営者は少数です。

ブログ「BANK ACADEMY」を運営する小林亮平さんは、複数枚のイラストを上手に使って情報発信しています。

https://www.instagram.com/ryoheifree/

Instagramというとグルメ写真や景観を投稿するイメージが強いですが、このようにイラストを活用して、画像とコメント欄で文章を読ませることも可能です。画像も複数枚投稿可能で、上手に活用することでかなりの量のメッセージを伝えることができます。

この投稿に共感してくれた人がアカウントをフォローして、プロフィール欄に記載されているURLからブログに訪問する流れになっています。

その他のSNS

代表的なSNSを3つ紹介しましたが、他にもメッセージ一斉配信ツールであるLINE@を活用したプロモーションや、15秒のショートムービーをシェアできるTikTokなど、新しいプロモーションツールは常に生まれています。

LINE@活用事例

http://blog-at.line.me/archives/cat_726253.html

TikTok活用事例

https://webtan.impress.co.jp/e/2018/10/18/30720

アカウントの運用目的がセルフブランディングの向上なのか、それとも販売促進なのか、それともユーザーとの交流なのか、自分のサイト運用に照らし合わせて利用ツールを選択しましょう。

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